5月7日の山梨日日新聞において、白根高校が取り組んでいる手話による校歌発表の取り組みが紹介されました。
記事によりますと、昨年は新型コロナの影響で入学式や応援練習が中止となり、校歌を声に出して歌う機会がほとんどなく、校歌を歌うことができない生徒もいたそうです。
そこで前・相沢季里校長が校歌を手話で表現する活動を発案しました。
相沢校長は県立ろう学校に勤務していた経験を生かして校歌の歌詞を現代の意味に置き換え、手話をつけ、全校生徒の前で手話による校歌を披露。手話を見た生徒数人が入学式で披露するために練習をスタートさせたそうです。
そして4月8日に行われた入学式では生徒ら約20人が壇上に立ち、放送で流れる校歌に合わせて手話を披露しました。
3年生の早川怜央さんは春休みに友人と一緒に練習を重ねたといい、「手話を覚えながら、歌詞の意味を改めて考えることができた。新入生に白根校の魅力を伝えられたらと思う」と話しています。
後輩達の素晴らしい取り組みに、心からの拍手を送りたいと思います。